かねてより「勝ちたい」と口にする大谷。(C)Getty Images

　現地１月１日、MLB公式サイトのウィル・リーチ記者は、「2024年に最も楽しみな８つのこと」と題した特集を掲載。その一つにロサンゼルス・ドジャース入りする大谷翔平が選出されており、「ドジャーブルーを身にまとったショウヘイ・オオタニ。これ以上の大きなストーリーラインがあるだろうか？」と期待が寄せられた。 【PHOTO】10年総額約1015億円でドジャースに移籍！ユニホームを身に纏い入団会見を行った大谷翔平の厳選ショット！ 　まず、今年から同僚となるフレディ・フリーマン、ムーキー・ベッツの存在に触れた同サイトは、「このチームに何人の殿堂入り選手がいるのだろうか？」と指摘。昨年９月に受けた右肘手術の影響により、打者専念が濃厚な大谷に関しては、「24年に登板しないのは残念」としながらも、「彼は球界最高の打者の一人だ」と紹介している。 　ワールドシリーズ制覇に向けても期待は大きい。「ポストシーズンに出場したことがないオオタニだが、我々はワールド・ベースボール・クラシック（WBC）で彼の活躍を目の当たりにした：彼は大舞台で最も輝きを放つ」と記述されており、「またオオタニの年になりそうだ」と新天地でのパフォーマンスが待ちきれないようだ。 　 　他にも記事内では、注目の日本人選手が取り上げられている。同じくドジャースに移籍した山本由伸だ。こちらは、「ヨシノブ・ヤマモトのデビュー。初先発から目玉の一人になることは間違いない」としたうえで、「オオタニとともに、ヤマモトがロサンゼルスの顔を変え、ドジャースは５日ごとに必見のクラブになるだろう」と分析されていた。 　なお、大谷と山本以外には、ヤンキースにトレード移籍したホアン・ソト、昨季世界一のレンジャーズ、オリオールズのジャクソン・ホリデイ&ブルワーズのジャクソン・チョーリオ、韓国での開幕戦、スプリング・ブレイクアウト（各チームの有望株による交流戦）の初開催、リックウッド・フィールド（アラバマ州にある米国最古の球場）での公式戦開催が、“今年楽しみなこと”として挙げられている。 構成●THE DIGEST編集部