強制わいせつ「やってない」 南城市の古謝市長、辞職も否定 書類送検受け6分間会見
沖縄県南城市の古謝景春市長が強制わいせつ容疑で書類送検され、県警が起訴を求める意見を付けた件で、古謝市長は8日、同市役所内で約6分間、記者会見した。元運転手に対する車内でのわいせつ行為について「(肩を叩いた認識であり)やってない」と否認し、辞職の意向はないと説明。「市民に大変なご心配をおかけしていることを深くお詫びする」とした上で、「引き続き無罪証明に必要な対応を取る」と述べた。 【動画】会見で強制わいせつ容疑を否認する古謝市長 会見での質問は、次の公務を理由に7問で打ち切られ、古謝市長は職員に囲まれながら足早に会見場を後にした。 書類送検容疑は女性が運転手として勤務していた2022年12月9日夜、南城市知念を走行中の車内で、女性にわいせつな行為をした疑い。女性は車内で古謝市長から胸などを触られたと被害を訴えていた。 県警によると、同年12月中旬に女性からの相談で覚知。古謝市長や関係者への任意での事情聴取や、現場での実況見分などの捜査を進めた。