【阪神】才木浩人がチームを3連勝に導く 西武打線を8回1死まで“ノーノー” 打線は7回に中野拓夢&前川右京がタイムリー
◇NPBセ・パ交流戦 阪神3-0西武(9日、甲子園球場) 阪神は才木浩人投手が8回1アウトまでノーヒットピッチングをみせるなど、西武に3連勝しました。 【画像】オールスターファン投票セ・リーグ第14回中間発表 セ先発部門は阪神の才木浩人が1位をキープ 才木投手は、西武打線を相手に初回を9球で終えると、3回と5回に四球でランナーを出しますが、ヒットは許さず。7回まで9つの三振を奪い、無安打投球をみせます。 打線は0-0で迎えた7回、西武先発の渡邉勇太朗投手から糸原健斗選手、梅野隆太郎選手の連打でチャンスメーク。その後2アウト2、3塁から1番の中野拓夢選手が先制の2点タイムリースリーベースヒットで均衡を破ります。さらに続く2番の前川右京選手がこの日3本目のヒットでさらに1点を追加。この回、6安打の猛攻で一挙3得点を挙げました。 偉業まであと2イニングに迫った才木投手。8回は先頭の源田壮亮選手への3球目を投球後、指先を気にするしぐさをみせ治療のためにベンチへ。心配されましたが、投球練習をしたのち、源田選手をセンターフライに打ち取ります。しかし、1アウトから山野辺翔選手にライトフェンス直撃のスリーベースヒットを許し、ついに初安打を許しました。 球場からは偉業を期待したファンのため息が漏れましたが、その後のピンチを切り抜けた才木投手。ノーヒットノーランは逃しましたが、8回112球、1安打、9奪三振、3四球、無失点の力投でした。 その後、9回は岩崎優投手が締めて、完封リレー。才木投手は今季7勝目を手にしています。