「多くの皆さんの思い注いでくれた力に感謝」40年来の悲願『出島大橋』がきょう開通 宮城・女川町
東北放送
宮城県女川町にとって40年来の悲願となる離島・出島(いずしま)と本土を結ぶ「出島大橋」が完成し、19日午後に開通します。 【写真を見る】「多くの皆さんの思い注いでくれた力に感謝」40年来の悲願『出島大橋』がきょう開通 宮城・女川町 完成した出島大橋のたもとでは、午前10時から町民らが出席して開通式が行われ、40年来の悲願だった橋の完成を祝いました。 須田善明女川町長: 「多くの皆さんの思い注いでくれた力に感謝しながら開通させていただきます。これからも変わらぬお力添えご理解を女川町・出島の皆さんにいただけますようお願いします」 出島大橋は、女川町にある300メートルほど沖合いの離島、出島と本土との間に架けられた全長364メートルのアーチ橋です。橋の建設を巡っては、島民らが1979年から要望活動を行ってきましたが、実現のめどが立たない状況が続いていました。 しかし、東日本大震災の発生をきっかけに橋の必要性が再認識されたことで2017年に建設工事が始まり、およそ167億円の事業費をかけて完成しました。一般車両の通行は19日午後3時からできるようになります。
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