リトアニアの親台派議員団トップ「台湾は世界の模範」 蔡総統と面会
(台北中央社)リトアニア議会の親台派グループ議員団は25日、総統府で蔡英文(さいえいぶん)総統と面会した。グループのトップを務めるマタス・マルデイキス議員は「台湾はすでに世界の模範となった」と述べた。 議会の副議長3人を含む与野党の議員11人が、21日から6日間の日程で台湾に滞在している。 マルデイキス氏は、リトアニアが中国から経済制裁を受けた際、蔡総統や政府が支援の手を差し伸べてくれたと言及。正しいことをする決意を見せただけでなく、双方のつながりがさらに強まり、互いが自由や民主主義、独立自主の価値観を重視していることが示されたと述べた。 また、民主主義体制か権威主義体制かは結果であり、原因ではないとし、原因は人々の心構えにあると指摘。人々は独立した思想を持っているか、すでに集団的に洗脳され自由な思考能力を失っているかに分けられるとの見解を示した上で、台湾は前者に属し、自由な思想を持つ人々が今日の台湾をつくっていると語った。 (温貴香/編集:田中宏樹)