東京都と仙台市の水道局が合同訓練を30日に実施へ
東京都水道局と仙台市水道局は8月30日(土)午前、東京都杉並区の合同総合防災訓練で合同訓練を実施する。 東京都水道局では、大規模災害の発生に備え、全国の政令指定都市などと「19大都市水道局災害相互応援に関する覚書」を締結している。東京都水道局と仙台市水道局は2年に1回、交互に合同訓練を実施している。 訓練は、8月30日午前9時から正午まで。場所は、和田堀公園競技場南側(杉並区大宮二丁目26番)。訓練は、仙台市水道局から給水車の派遣を受け、応急給水を受けるという設定で行う。 この日の訓練では、都水道局は、仙台市との合同訓練のほか、漏水管の応急復旧訓練、震災対策用応急給水槽の施設公開などを実施する。 「19大都市水道局災害相互応援に関する覚書」は、水道事業に関し、大都市で災害が発生した際、相互に応援するもの。飲料水の供給、施設の応急復旧に必要な資器材の提供などを目的として、締結されている。現在、札幌市、仙台市、さいたま市、川崎市、横浜市、新潟市、静岡市、浜松市、名古屋市、京都市、大阪市、堺市、神戸市、岡山市、広島市、北九州市、福岡市、熊本市、東京都が加盟している。