札幌千秋庵の洋風煎餅「山親爺」新CMソングを歌うYUKI

　千秋庵製菓が、18日より看板商品「山親爺」のパッケージデザインをリニューアルすることを発表。併せて、「山親爺」のテレビCMが26年ぶりに復活。歌唱を歌手のYUKI、編曲を音楽プロデューサーの蔦谷好位置が担当することが決定した。 【写真】洋風煎餅「山親爺」のテレビCMが復活！　新CMカット（2枚） 　洋風煎餅「山親爺」は千秋庵総本家（北海道函館市）の4代目・松田咲太郎が開発した商品で、当時のれん分けをしていた全道の千秋庵に製法を伝えていったもの。札幌千秋庵は岡部式二が1921年（大正10年）に創業し、1930年（昭和5年）に販売を開始。上質なバターとミルク、卵を使用した風味豊かなロングセラー商品で、94年もの間、原材料や製法はほとんど変えず北海道民に親しまれている。 　新CMソングは、北海道函館市出身のYUKI、札幌市出身の蔦谷により、リバイバルアレンジされたもの。「出てきた、出てきた、山親爺～♪」という歌詞でお馴染みの過去の楽曲を活かしつつ、蔦谷によるアレンジと、YUKIの明るく軽やかな歌声で届ける。また、アニメーションは過去の映像やキャラクターを活かし再編集したものを使用。 　札幌でのコンサートをきっかけに今回のオファーを受けたYUKIは、「故郷に錦を飾るとはこのことです。札幌でのコンサートの際に、MCで歌っていたこの歌。あわよくば、千秋庵さんに伝わってくれたらな、という目論見があったのかなかったのか……（いや、あった！）。あれから時を経て、CM用にこの曲を歌唱してくださいませんか？ とご依頼をいただいたときにはガッツポーズをしました。そしてすぐ、蔦谷くんにメールしました。この曲を心から理解できるのは彼しかいない!!と思ったからです。道産子の誇り、山親爺と一緒にスキーを滑ったようで嬉しいです。ご家族皆で見てほしいです」とコメント。 　蔦谷も「忘れもしないあの日、YUKIさんからメールで山親爺の写真だけが突然送られてきました。すぐに『出てきた出てきた山親爺！』と返すと『この曲一緒に録音しませんか？』と。山親爺をYUKIさんとレコーディング。道民としてこれほど光栄なことはないです。変わらぬ懐かしさとこれからに続く新しさが詰まったCMになりました。北海道のみなさんにたくさん届いて欲しいです」と語っている。 　また、新しいパッケージデザインでは、北海道の澄んだ青空を背景に、笹の葉と鮭を背負った熊が、スキーに乗って雪山を滑り降りる姿を表現。昔のCMのストーリーがもととなっている。 　　 　札幌千秋庵 山親爺CMは、札幌テレビ放送（STV）「どさんこワイド」にて、3月18日16時台より放送開始予定。札幌千秋庵のYouTube公式チャンネルにて、同日18時頃から公開。