【高校受験2025】宮城県公立高、追試験にも特例措置
宮城県教育委員会は2024年12月18日、2025年度(令和7年度)公立高等学校入学者選抜の第1次募集における受験機会の確保について発表した。2025年度入試は本試験と追試験の間が2日間と短く、体調が回復する期間が十分でないと判断。特例措置として追試験を3月19日にも実施する。 【画像】第一次募集における受験機会の確保について
2025年度宮城県立高等学校入学者選抜は、第1次募集の出願を2月10日~14日に受け付け、本試験を3月4日、合格発表を3月13日に実施する。インフルエンザなどの感染症罹患など、やむを得ない事由により本試験を受験できなかった者を対象とする追試験は3月7日となっている。
宮城県教育委員会は2025年度は本試験と追試験の間が2日間しかなく、症状等が回復する期間が十分に確保できないと判断。前年度同様に、追試験を受験できなかった場合の特例措置を設けることを決定した。
3月7日の追試験を受験できなかった場合は、第2次募集の日程にあわせて設定された3月19日の追試験が受験できる。検査問題は第2次募集の検査問題を使用。国語・数学・英語の3教科の学力検査と、出願校が第1次募集で課した面接・実技・作文を実施。検査結果と調査書の記載内容を用いた総合的な審査で選抜する。合格発表は3月19日または3月21日。
さらに、3月19日の追試験もやむを得ない事情で受験できなかった場合は、書類のみの審査で選抜。合格発表は同様に3月19日または3月21日に行うとしている。
手続きの詳細は、2025年1月以降に中学校を通して通知される。
リセマム 川端珠紀