金沢マラソンいよいよ号砲 27日スタートへランナー続々
27日の第10回金沢マラソンを前に、金沢市の石川県立音楽堂交流ホールで25日、出場者の受け付けが始まった。国内外から続々と集まったランナーは「地震と豪雨に見舞われた能登に元気を届けたい」などと語り、被災地への思いを胸に士気を高めた。 【写真】「もてなしメッセ」の会場前で大会ゲストらと交流する来場者=金沢駅もてなしドーム地下広場 一番乗りで受け付けを済ませた福井市の会社員土橋一博さん(48)は今回が金沢マラソン初挑戦で、「自己ベストを目指し、能登に元気を届けて復興に少しでも貢献したい」と話した。 「能登被災地ランナー枠」で出場する七尾市の会社員百谷(ももなや)寛子さん(62)は「避難してばらばらになった友人たちに一生懸命走る姿を見せたい」と意気込んだ。 大会当日は午前8時半と同45分に時間差で広坂通りをスタートし、ゴールの石川県陸上競技場を目指す。金沢マラソンは県や市、北國新聞社などでつくる組織委員会が主催する。