欧州で展示された伝統的工芸品の企画展開催 石川県から引き継いだ国民文化祭の大会旗も展示 岐阜県
岐阜県庁1階にある「GALLERY GIFU」において、2023年度に欧州の2つの博物館に展示された伝統的工芸品と、県の海外戦略の取り組みを紹介する企画展が開催されます。 今回展示されるのは、ハンガリーのヘレンド磁器博物館で開催された「美濃焼展」の展示品の中から選定した約60点の美濃焼と、英国国立ヴィクトリア&アルバート博物館に展示された美濃まつりで使われる「花みこし」をロンドンで活躍する建築家・早津毅さんがアレンジしたインスタレーション。県によりますと、ハンガリーの高級磁器メーカー「ヘレンド社」とは、陶磁器文化の交流などを目的とした覚書を2021年9月に締結しており、「美濃焼展」はこの覚書に基づいて開催されたとしています。 また、この企画展にあわせて、石川県から引き継いだ国民文化祭の大会旗も展示するということです。国民文化祭は、地域の生活文化などの活動を全国規模で発表する文化の祭典で、昨年は石川県で開催され、閉会式で今年の開催地である岐阜県へ引き継がれたものです。 企画展の開催期間は1月29日から3月22日までとなっていますが、国民文化祭大会旗の展示は11月22日まで行われる予定です。