津軽地方の古里の温かさを描いた墨彩画の展覧会が、青森県五所川原市で始まりました。 ギャラリーカフェふゆめ堂で始まった「津軽万歳 山谷芳弘展」。青森県つがる市出身で現在87歳の山谷さんの作品は、岩木山の伝統行事・お山参詣や、稲の害虫を追い払う虫送りの儀式などを題材に、古里 津軽の温かさを墨彩画で表しています。 「津軽の童子」は、山谷さんが幼い頃の思い出をもとにした作品で、正月に母親お手製の袋を持って、親戚の家にお年玉をねだりに行く子どもの姿を描いています。 【墨彩画家　山谷芳弘さん】 「古里 津軽に誇りを持つように、そういう気持ちになってくれればいいなというふうに思っています」 「津軽万歳 山谷芳弘展」は、21日まで開かれています。