新内閣は「納得と共感内閣」石破新首相が会見 野党は「早期解散」を批判
元俳優の三原じゅん子議員。 三原じゅん子議員(60) 「まだ何も正式にはないので、ごめんなさい」 午前中はこう話していましたが、午後には初入閣となりました。 こども政策担当相に起用 三原じゅん子議員 「しっかり石破政権の中で頑張ってまいりたいと思います」 石破内閣の19人の閣僚のうち、初入閣は13人。女性閣僚は2人。
総裁選で誰を支持したかで見てみると、石破総裁を支持した人が7人。決選投票に残った高市氏を最初から支持したのは1人でした。 ◇ 立憲民主党の野田代表は、石破首相が衆議院の解散を急いだことに、国会での「論戦から逃げた」と批判。 立憲民主党 野田佳彦代表(67) 「ルールを守る自民党と言って、自分が言ってきたことを守らない。とっとと逃げてしまうということに、私は深い失望をおぼえています」
石破首相があいさつに訪れると… 立憲民主党 野田佳彦代表(67) 「臨時国会は会期延長もできますので、ぜひいい議論をしましょう」 石破新首相(67) 「いい議論をしましょう」 直接、クギを刺しました。 ◇ 1日午後9時すぎ。記者会見でも、解散・総選挙の時期をはじめ、総裁選中に示した考えが「総裁になってから変わっていないか?」と、繰り返し問われた石破首相は… 石破新首相(67) 「いかにして国民の皆様方にご判断いただける材料を提供するかということと、そして早急に新体制は信を問うべきだということ、いかにして両立させるかと申し上げてまいりました」 「誠心誠意可能な限り主張し、投票日までに投票の行動されるまでに、判断いただける、検討していただく材料を提供すべく、全身全霊努めてまいる所存でございます」 また、裏金議員の公認問題については、自民党幹部によると、公認を出さない「非公認」とすることは見送る方向で検討が進められている一方、比例代表での重複立候補は認めない案も浮上しているということです。 ◇ 一方、正午すぎ。首相官邸には、階段にまで人が…。待っていたのは、首相を退いた岸田文雄氏です。官邸の職員ら多くの人に見送られました。
岸田文雄前首相(67) 「3年間、本当に多くのみなさんに支えていただきました。感謝の気持ちでいっぱいです」 首相在職日数は1094日で、戦後歴代8位。鳴りやまない拍手に包まれ、官邸をあとにしました。 (10月1日放送『news zero』より)