東国原英夫氏

　元宮崎県知事で衆院議員も務めた東国原英夫氏（67）が20日、TBS系「ゴゴスマ～GOGO！smile～」（月～金曜後1・55）にコメンテーターとして生出演し、元大阪府知事、元大阪市長で弁護士の橋下徹氏（55）のギャラを暴露する一幕があった。 　緊急出演した東国原氏は、パワハラやおねだりなど数々の疑惑を告発され、19日に不信任案が可決された兵庫県の斎藤元彦知事（46）の今後について解説。斎藤氏が失職、または辞職した場合、その後の考えられる動向について紹介した。フリップでは「国会議員になる」「団体・企業・県関連施設などの名誉職」「コメンテーター」「大学教授」「元の仕事」「講演」と、6パターンが示された。 　MCのフリーアナウンサー石井亮次は、講演の項目について「これは橋下さんのことを言っているんでしょうか？」と疑問を投げかけた。この項目には「1回数百万円の人も」という注釈も付いていた。 　すると、東国原氏が小さくうなずきながら、2本指を出し「200万円」とポツリ。ひな壇からは「え…」と声が漏れた。 　スタジオの反応に、東国原氏は「言っていいんですかね？」とボケ気味に自問自答。「ダメだと思う」「…といううわさね」とフォローが入ったが、東国原氏は「本当ですよ。彼は公言していますから」と開き直っていた。 　元「A.B.C―Z」河合郁人は「それでも見たいという人がいるということですよね？」と質問。東国原氏は「そうですよ。需要と供給のバランスなんで」と答えた。 　「ますだおかだ」増田英彦は、「そう考えると、6つのうち3つは橋下さんですよね」と、橋下氏が本業の弁護士以外にコメンテーター、講演と幅広く活躍していることに驚き。東国原氏は「だから平気で辞められるんです。後のことを心配しないで辞められる。政治家って、しがみ付くじゃないですか？いすに。これ（次の仕事）がない方たちが多い」と解説していた。