【動画あり】賭博開帳図利容疑で4人逮捕 福島県警いわき中央署 6県警合同で一斉摘発
福島県いわき市内に賭博店を開き、客にバカラ賭博などをさせて利益を得たとして、いわき中央署は県警本部生活環境課などの応援を得て5月30日、賭博開帳図利容疑でいわき市在住の男2人を含む計4人を逮捕した。4日、同署が発表した。捜査関係者によると、神奈川県内に違法なスロットなどの生産拠点があり、配送先情報などを端緒に神奈川、福島、宮城、千葉、群馬、鹿児島の6県警合同で捜査を進めていた。合同捜査による賭博の一斉摘発は全国初という。 同署の調べでは、5月29日午後8時50分ごろ、いわき市の男が経営するいわき市平の賭博店で、ほかの3人と共謀して賭博場を開き、客にバカラ賭博をさせて利益を図った疑い。 中央署などは30日、賭博店が入る商業ビルを家宅捜索した。捜査員がビルの3階からスロット機器類十数台を押収し、次々とトラックの荷台に積み込んだ。現場付近を通った女性は「5月29日夜に警察や消防の人が来て大騒ぎになっていた。何事かと思った」と振り返った。