自宅キッチンでも問題なし!話題の小型ホームロースターでコーヒー豆の自家焙煎にチャレンジ!
コーヒーにハマったので、いい機会だからと自家焙煎に手を出してはみたものの、焼きムラが出ないように一心不乱に焙煎機を振り続け、翌日には腕がパンパン。冷却するためにサーキュレーターに当てれば、キッチンどころか、部屋中を舞う大量のチャフ(薄皮)。火力調整も焙煎時間もイマイチ分からず、肝心のコーヒー豆はなんともいえない微妙な味わいに。 【使用方法を画像でチェックする】 コーヒー好きの皆々様方、こんな苦い経験はありませんか? コーヒーだけに…。 そんな難しさや煩わしさからなかなかチャレンジできないけれど、「でもやっぱり、せっかくだったら自分だけのオリジナルコーヒーを楽しみたいなぁ」と思うコーヒーフリークも少なくないはず。 そんなコーヒー焙煎に興味のある皆さんならすでにチェック済みであろうと思われるweroast「HOME ROASTER」(2万9800円)を試してみました。使ってびっくり。これ、簡単に焙煎デビューできちゃうシロモノですよ。
■タイマーをセットしたら放置でOK
実際に何度か試してみましたが、この「HOME ROASTER」、エントリーモデルとしてかなりいい感じ。 使用方法がとにかく簡単なのがポイントで、生豆を本体に入れたら、タイマーをセットし、電源ボタンを1度押すだけの簡単3ステップ。 ちなみにUIもかなりシンプル。本体下部に電源ボタンがひとつあるだけですが、直感的に操作しやすい、分かりやすい仕組みになっています。 設定した時間を過ぎると、自動で冷却が開始されるので焙煎後にコーヒー豆を冷ます手間もかかりません。 また、焙煎時に出る大量のチャフも、気流に乗って本体上部のチャフトレーに収まるため、あの地獄のようなキッチンの掃除も必要なし。 自家焙煎をするときの煩わしさが全てなくなっているので、本当に手軽に自家焙煎コーヒを楽しめます。
■時間しかいじれない。だがそれがいい
「HOME ROASTER」ではユーザーが調節できるのは焙煎時間だけ。ヒーターの温度は調節できません。「それじゃあ本格的な焙煎はできなくない?」と思われるかもしれませんが、逆にこの“時間だけが調整できる”というのが焙煎初心者にはかなりいい塩梅。 コーヒーを自家焙煎する面白さは、生豆の特徴を考えつつも、自分好みのちょうどいい焙煎具合を探していくことにあります。 ですが、そう簡単にはいかないのがコーヒー焙煎。数ある条件を変えながら何度もチャレンジする必要があります。 一方で、この「HOME ROASTER」は、時間を調整するだけで焙煎具合をコントロールしていくので、かなりシンプルに焙煎に挑戦できるわけです。操作できる要素が沢山あればあるほどパニックになってしまいますからね。 私のような「コーヒー焙煎に興味があるけど、なにから考えればいいかよくわからない」という焙煎初心者にはこれくらいシンプルでちょうどいい気がします。 色々試した中での目安としては、30g程度の豆なら15分セットで中浅煎り、19分セットで中煎り、23分で深煎りに仕上がります。豆の状態にもよりますので、ご参考程度に。