脳梗塞で療養中の吉岡稔真さんのためにも 岩谷拓磨が奮闘誓う「師匠を安心させたい」/玉野競輪G3
玉野競輪「開設73周年記念・瀬戸の王子杯争奪戦(G3)」は3月1日、2日目を迎える。6レースのS級二次予選を走る岩谷拓磨(26歳・福岡=115期)に話を聞いた。 競輪界のスーパースターだった吉岡稔真さんが、脳梗塞で入院されているという。吉岡さん率いる「不動会」のメンバーである岩谷拓磨は、師匠の病状を心配していた。 「僕らは詳しい病状が分からなくて、一般に流れている情報と一緒。たぶんテレビで僕のレースを見てくれていると思うので、師匠を安心させたい。それが僕のできることだし恩返しです」 一次予選は、後方から捲って届かずの3着。今はとにかく花粉症が酷いそうで「来る前は微熱も出ていて、鼻がぐしょぐしょ…。今年は早いし、きついですね」と話す。 二次予選6Rの相手は晝田宗一郎と取鳥雄吾の地元2段駆けだが、メンバー的にはワンチャンスありそうだ。(町田洋一)