12球団大トリ指名の阪神・石井 反骨エール送る「ここがゴールじゃない」下位からの活躍証明
阪神・石井が、ドラフト指名された選手に“反骨のエール”を送った。自身は20年ドラフト8位。支配下選手では12球団大トリの74番目に指名を受けた。 「ドラフトにかかって、うれしい気持ちはもちろん持ってほしい。でも、ここがゴールじゃないという思いでいてほしい」 ドラフト同期は1位の佐藤輝をはじめ、伊藤将、村上、中野ら。「そこに比べたらポテンシャルは劣る。どうやって結果を残すのか、ドラフトが終わってからすぐに考えた」という。4年目の今季は自己最多の56試合に登板し、防御率1・48。下位指名からでも、1軍の舞台で活躍できることを証明した。 現在はノースロー調整を続けているが、秋季キャンプではブルペン入り予定。「新監督、新首脳陣の方に聞きたいこともたくさんある。実りのある秋にしたい」と力を込めた。