日本株相場も春爛漫?行楽需要を謳歌のリオープン3銘柄
暖かい日が増えてきたが、日本株相場にも暖かさが増してきた(写真:SoulAD/PIXTA)
FRB(アメリカ連邦準備制度理事会)高官のハト派寄りの発言を受けて金融引き締め懸念が和らいだことから、3月2日のダウ平均株価は前日比341ドル高と大幅上昇した。これを好感し、翌3日の東京株式市場は大幅反発。日経平均株価は前日比428円高の2万7927円と、2月6日の高値2万7821円を上回り、2カ月半ぶりの高値水準となった。 来週(6~10日)の東京株式市場は、7日のジェローム・パウエルFRB議長の議会証言や9~10日の日本銀行の金融政策決定会合といった不透明要因はあるものの、外国為替市場での円安・ドル高進行や、5日から開催される全国人民代表大会(全人代)で発表される中国の景気対策への期待感から、買い優勢の展開が予想される。 来週の日経平均の想定レンジは2万7500~2万8400円とする。
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冨田 康夫