伊達家由来「ひな調度品の膳」初公開 宇和島で22日まで(愛媛)
愛媛県宇和島市御殿町の市立伊達博物館で開催中の「ひな人形・ひな調度展」で、伊達家由来のひな調度品の膳が初公開されている。同館によると、江戸時代の姫所用の調度品は形見分けなどの理由で散逸しやすく、新たな資料は「非常にまれ」としている。22日まで。 調度品は「黒塗雪薄紋折枝桜文蒔絵雛調度膳(くろぬりゆきすすきもんおりえださくらもんまきえひなちょうどぜん)」。一対で、最大幅16センチほどの小さな膳台に象牙製の箸と漆塗りの複数のおわんがそろっている。
愛媛新聞社