笑顔で表彰式に臨む優勝した坂本花織（中央、左は２位の島田麻央、右は３位の樋口新葉）（２２日、大阪府門真市で）＝武藤要撮影

　日本スケート連盟は２２日、来年３月の世界選手権（米ボストン）代表を発表した。男女は国・地域別で最多の出場３枠で、選考基準により、全日本選手権を制した女子の坂本、男子の鍵山優真（オリエンタルバイオ）が選ばれた。 【写真】鍵山優真と父…並んで喜ぶ姿に「そっくり」の声

メダルを手に笑顔を見せる（左から）２位の中田璃士、優勝した鍵山優真、３位の壺井達也（２１日）＝武藤要撮影

　女子はグランプリ（ＧＰ）ファイナル２位の千葉、全日本３位の樋口を選出。男子はファイナル３位の佐藤駿（エームサービス）と全日本３位の壺井達也（シスメックス）に決まった。ペアは三浦、木原組と長岡柚奈、森口澄士組（木下アカデミー）に加え、清水咲衣、本田ルーカス剛史組（同）も国際スケート連合（ＩＳＵ）が定める基準点取得の条件付きで選出。アイスダンスは全日本を制した吉田、森田組が選ばれた。

　来年２月の四大陸選手権（ソウル）代表は、男子は壺井、三浦佳生（オリエンタルバイオ）、友野一希（第一住建グループ）、女子は樋口、千葉、松生を選出。ペアは三浦、木原組と長岡、森口組。アイスダンスは吉田、森田組と田中梓沙、西山真瑚組（オリエンタルバイオ）が出場する。

世界ジュニア代表にも男女各３人

　日本スケート連盟は２２日、来年２月にハンガリーで開幕する世界ジュニア選手権の代表を発表した。女子は島田麻央（木下グループ）、和田薫子（グランプリ東海ク）、中井亜美（ＴＯＫＩＯインカラミ）、男子は中田璃士(りお)（ＴＯＫＩＯインカラミ）、高橋星名（木下アカデミー）、中村俊介（同）が選ばれた。