内山靖崇 チャレンジャー準決勝で途中棄権、第1セット終了後に治療もプレー続けられず<男子テニス>
HCI バーニー国際2
男子テニスのHCI バーニー国際2(オーストラリア/バーニー、ハード、ATPチャレンジャー)は10日、シングルス準決勝が行われ、第6シードの内山靖崇は第4シードのD・スウィーニー(オーストラリア)に2-6, 1-3とリードされた時点で途中棄権を表明した。 【内山靖崇vsスウィーニー 1ポイント速報・結果】 両者はツアーレベルでの対戦はないものの、2022年にツアー下部大会で1度対戦しており、この時は内山が7-5, 6-2のストレートで勝利している。 31歳で世界ランク249位の内山は今季チャレンジャー大会への出場を続けており、1月のバンコクオープン2(タイ/ノンタブリー、ハード、ATPチャレンジャー)で8強入り、前週のHCI バーニー国際1(オーストラリア/バーニー、ハード、ATPチャレンジャー)では4強入りと好調を維持している。 今大会は1回戦で予選を勝ち上がった世界ランク710位の熊坂拓哉、2回戦ではワイルドカード(主催者推薦)で出場した同1079位のM・ヒューム(オーストラリア)、準々決勝では同401位のC・ランモ(アメリカ)を下し2大会連続でベスト4に進出した。 この日の第1セット、第2ゲームでブレークを許し3ゲームを連取された内山。第5ゲームではブレークバックのチャンスを1度掴むも活かせず。終盤となる第8ゲーム、内山は3本目のセットポイントとなるブレークポイントをものにされ、2度目のブレークを許して先行される。 第1セット終了後にメディカルタイムアウトを取った内山は続く第2セット、第2ゲームで先にブレークを許す苦しい展開に。すると第5ゲーム途中で内山が棄権を表明した。試合時間は1時間3分。 なお、勝利したスウィーニーは決勝で第1シードのA・ウォルトン(オーストリア)と対戦する。ウォルトンは準決勝で第5シードのT・スクールケイト(オーストラリア)を6-4, 6-4のストレートで下しての勝ち上がり。
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