【漫画】ファッションデザイナーを目指す学生の転機となったのは、コンカフェ嬢との出会い…服を取り巻くストーリーに「いい意味で裏切られた」「こんな作品を探してた」の声
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回紹介するのは、卯花りりかさんがX(旧Twitter)上に投稿した漫画「コンカフェ嬢は恋を着る」だ。11月25日時点で2700以上のいいねがつく反響が集まり、話題となっている。今作は『COMIC FUZ』にて連載中の作品。今回は作者の卯花りりかさんに制作の背景を伺った。 【漫画】“衣装を作るのは愛を伝えるラブレター” 服飾専門学生の物語に「すごい!ゾクソクする」「めちゃくちゃ面白い」と反響 ■「衣装を作るのは愛を伝えるラブレター」 主人公の逢坂 紡(あいさか つむぐ)は、服が大大大好きな服飾科に通う学生。 紡が通っているのは、有名デザイナーを多く輩出する服飾専門学校だが実際に入学すると服を作ることに熱心なのは自分だけ。 ファッションコンペ2週間前に、コンテストで優勝できなければファッションデザイナーを諦めると決意した。 紡が服を好きになったきっかけは、幼い頃に自分の服を作ってくれた祖母。祖母の手によって出来上がっていく服をまるで魔法みたいだと感じていた。あの時は自分でも作りたい服がたくさんあったのに、今はそのアイデアが出てこない…。「アタシどんな服が作りたかったんだっけ…」と悩む紡。 ある日、手芸屋からの帰り道に方向音痴な紡が迷って歌舞伎町に向かってしまった。 そこで出会ったのは1人のコンカフェ嬢。この出会いが紡にとって大きな転機になる。 紡と個性的な仲間たちとの“服”を取り巻く物語が今始まる…! 実際に漫画を読んだ人達からは「好きすぎるこんな作品を探してた」「なにこれめちゃくちゃ面白い」「すごい!ゾクソクする」「いい意味で裏切られた」と、いった声があがっている。 今回は、作者・卯花りりかさんに『コンカフェ嬢は恋を着る』の制作について話を伺った。 ■作者・卯花りりかさんの創作背景とこだわり ――「コンカフェ嬢は恋を着る」を創作したきっかけや理由があればお教えください。 新作の企画を考えていた頃、男性キャラを描くのが苦手だったので、可愛い女の子だけをとにかく描きたいという欲からです。 ――「コンカフェ嬢は恋を着る」を描くうえでこだわった点や、「ここを見てほしい」というポイントはありますか? キャラの表情と毎話違う衣装(私服)です。コンカフェの制服とギャップを感じつつ4人の性格を反映するような私服や、ファッションデザイナーの紡とタオが作る服のデザインの方向性も気をつけています。 ――今作で特にお気に入りのシーンやセリフがありましたらお教えください。 12話でみきがクライナーを飲むシーンです。実際にキャストさんと乾杯した瞬間に「これは絶対描かなければいけない」と思いました。 ――今作は服飾がテーマとなっていますが、作品をつくるうえで参考にされているものがありますでしょうか? 毎月ファッション雑誌を10冊~、ファッションの展示会、店舗に服を見に行ったり、映画やドキュメンタリーを見たり、ファッションウィークの動画や写真をチェックしたり。最新トレンドに触れるようにはしています。
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