ウルトラマンティガと長野博さん。

11月10日（日）、「ウルトラマン カードゲーム」初の公式イベント「ウルトラリーグ リリースイベント」が、東京・TOC 有明で開催された。 メディア発表会には、『ウルトラマンティガ』で主人公のマドカ・ダイゴを演じた長野博さんがサプライズで登壇。観覧していたファンを大いに沸かせた。 【関連画像】ウルトラリーグ リリースイベントの様子を見る（写真12点） 「ウルトラマン カードゲーム」は、ウルトラマンシリーズの世界観と物語をテーマにしたトレーディングカードゲーム。子どもから大人まで楽しめるシンプルでスピーディーなゲームルールと、描き下ろしイラストなどが堪能できるコレクション性の高さが特徴だ。 その発売開始を記念した「ウルトラリーグ リリースイベント」内で、メディア発表会が実施された。コンセプトムービーが流れた後、「ウルトラマン カードゲーム」総合プロデューサーの宍戸英治さんが登壇。宍戸さんは運営方針について「 “商品” 押しというより “体験” 押し」と話し、「ウルトラリーグ」というプレイヤーのコミュニティづくりやそこでの体験に力を入れるとコメントした。 来年1月24日（金）発売のブースターパック第2弾「吹き荒れる紅と蒼」、エクストラデッキ第1弾「Ultraman： Rising」や、公式世界大会「ウルトラマン カードゲーム ワールドグランプリ」についても紹介。ユーモアを交えた語り口で、観覧するファンからたびたび笑いを誘っていた。 続いて、『ウルトラマンティガ』マドカ・ダイゴ役の長野博さんの登場がサプライズで発表され、会場からは大きなどよめきが。割れんばかりの拍手と歓声に迎えられた長野さんは、「嬉しいですね！　時を経て、まだこうやって歓声をいただけるというのは本当に光栄ですね。ありがとうございます」と喜びを口にした。 実際に「ウルトラマン カードゲーム」をプレイしたという長野さん。レベルアップすることでバトルの勝敗が入れ替わるゲームルールについて、「まさに『ウルトラマンティガ』の最終回で一度負けてしまったティガが、子どもたちの光を得て、相手を打ち負かすことができる。ある意味レベルアップというところで彷彿とさせる、ルールに乗っかっているのが本当に素敵だなと思いましたね」と語った。 長く愛され続ける秘訣を尋ねられ、長野さんは「ウルトラマンから僕は学びました」と回答。「いろんなウルトラマンが出てくることで新しいものを発信していくという意味では、僕の仕事も同じことで。諦めないでいろんなものを発信していく、求めていくということは、小さい頃から観ていたウルトラマンから学んできたところもありますし、皆さんに愛され続けるために、自分のいろんな面を見せていくというのはすごく大事だなと思います」と話した。 フォトセッションではウルトラマンティガ マルチタイプが駆けつけ、長野さんと握手を交わす。久しぶりのティガとの再会に、「カッコいいですね、やっぱりティガは！」と笑顔を見せた。 さらに、ダイナ フラッシュタイプ、ガイア（V2）、メビウス、ゼロ、ジード プリミティブ、ゼット アルファエッジ、トリガー マルチタイプ、デッカー フラッシュタイプ、ブレーザーの9人のウルトラマンも登場。勢揃いしたウルトラマンたちを目にした長野さんは、「メビウス、ダイナ、ガイアとは共演したことがあるんですけれども、ほかのウルトラマンは初めてなので、すごい位置に立たせていただいているなという感じです。贅沢ですね」と、『大決戦！超ウルトラ8兄弟』への出演を振り返りつつ、感動を表現した。 最後に長野さんは「『ウルトラリーグ』はまだ始まったばかりですけど、これからいろんな歴史が刻まれていくと思います。その中で皆さんがプレイしていただいて、皆さんがこのカードゲームを育てていってくださったら嬉しいなと思っています。カードゲームはもちろん、ウルトラファミリーをこれからもよろしくお願いいたします」とコメント。盛大な拍手に包まれる中、メディア発表会は幕を下ろした。 「ウルトラリーグ リリースイベント」では、勝利数に応じてPRカード「宇宙恐竜ゼットン」が獲得できる、ガンスリンガー方式の大会を実施。会場内では、先行販売アイテム「ウルトラマン カードゲーム オフィシャルプレイマット スペシャルエディション01」などが販売されるグッズコーナー、フォトスポットを設置。さらに、ウルトラヒーローとの撮影会などが行われた。 イベントは今後、大阪、名古屋、仙台、札幌、博多の5都市でも開催予定。「ウルトラマン カードゲーム」やウルトラマンシリーズの世界に浸りたい方は、ぜひ「ULTRA LEAGUE」アプリや公式サイトの応募フォームから申し込んでみてほしい。 （C）TSUBURAYA PRODUCTIONS Co., Ltd.