江戸時代の“富士登山”道のり記した絵図の展示会 名所やスポット示され観光地図の役割も
テレビ静岡
富士山の山頂までの道のりを描いた江戸時代の絵を集めた展示会が、静岡県富士市で開かれています。 富士山の夏山シーズン終了 2024年の開山期を振り返る 死者多く軽装登山や野宿など課題山積 この展示会は「富士山かぐや姫ミュージアム」が開き、会場には江戸から明治にかけて描かれた富士山の山頂までの道のりを記した絵図など15点が展示されています。 絵図は現在の観光地図のようなもので、富士山本宮浅間大社といった信仰の拠点のほか白糸の滝などの名所が記されています。 このうち「富士山禅定図」には「参詣ノ者アゲコリバ」と、登山の帰り道に川で体を清める場所が記されていて、富士山が信仰の対象だったことが分かります。 この展示会は9月29日まで開かれています。
テレビ静岡