ジェームズ・キャメロン監督「アバター3」再撮影を中断 タコのドキュメンタリー制作
ハリウッドきってのヒットメーカーであり、海洋ドキュメンタリーの名手でもある巨匠ジェームズ・キャメロンが、大ヒットシリーズの第3弾「アバター3(原題)」の再撮影を中断し、ナショナルジオグラフィックの「シークレッツ・オブ・ザ・オクトパス(原題)」の制作を進めることがわかった。米ハリウッド・レポーターが報じた。 タコの秘密に迫るドキュメンタリーは、ナショナルジオグラフィック協会の“エクスプローラー・アット・ラージ”であるキャメロン監督と同ブランドのコラボレーションで、この4年で6作目。2月8日(現地時間)に米テレビ批評家協会の会合に出席したキャメロン監督は、「持続可能性と自然保護のために戦っている者として、これは終わりのない取り組みです」と述べた。 3部構成でナレーションはポール・ラッドが担当する。米バラエティによれば、ラッドは「この神秘的な生物と、相互に結びついた生活について学ぶことは、信じられないような旅でした。私がこのシリーズに取り組んでいたときと同じように、視聴者がタコの秘密の生活に圧倒されないとは想像できません」と明言。「自然史に深く潜るなら、ナショナルジオグラフィックと一緒にやるべきです。ジェームズ・キャメロンやナショジオのチームと一緒に、海やそこに生息するあらゆる生き物や好奇心とのつながりを深めていけることにワクワクしています」と語った。 「シークレッツ・オブ・ザ・オクトパス(原題)」は、米国ではアースデイである4月21日にNat Geoで初公開され、翌日にはHuluとディズニープラスで配信される。「アバター3(原題)」は2025年全米公開予定。