15年前にヤンキースを世界一に導いた元監督 勝利のカギは…大谷翔平の前に「走者を置かないように」
MLB公式サイトは23日(日本時間24日)、2009年にヤンキースを世界一に導いたJ・ジラルディ元監督に電話取材を行い、43年ぶりにドジャースとヤンキースの組み合わせとなった25日(同26日)開幕のワールドシリーズ(WS)の展望を聞いた。 ジラルディ氏は「素晴らしいシリーズになるだろう。ある意味、両チームは似たようなもの。どちらも攻撃力が非常に高く、ブルペンもかなりいい投球をしている」としながらも、4勝3敗でヤ軍が勝利すると予想した。どの上で「ドジャースを見ると、優秀な左打者がそろっている。ヤンキースにとって、それが何を意味するのか。ブルペンで何をするのか、どのようにアプローチするのか」とポイントを挙げた。 その中でも“最重要課題”は大谷翔平投手(30)にどう対処するかだという。同氏は「8番、9番打者をアウトにする必要がある」と指摘。1番・大谷を打席に迎える際の状況をイメージし、「走者を置いて彼と勝負しなければならない状況をつくらないように。メッツはリーグ優勝決定シリーズで内角中心に攻めたようだが、甘くなると彼は打ち返してくる」と注意を呼びかけた。
報知新聞社