宇佐市安心院町で鏝絵花まつり 観光客らがガイドの案内で中心部など散策
第22回鏝絵(こてえ)花まつりが11日、大分県宇佐市安心院町の本町鏝絵通りなどであった。市観光協会や地元住民でつくる実行委員会の主催。 鏝絵は家の外壁などに、しっくいをこてでレリーフ状に盛り上げて描かれ、町内の約100カ所に残っている。明治時代に作られたものが多く、子孫繁栄や疫病よけの願いが込められているという。 まつりでは、家族連れらがガイドの案内で町中心部を見て回った。点在する鏝絵を車で巡るドライブスタンプラリーや、鏝絵スポットを訪ねながら安心院盆地を散策するフットパスツアーもあった。 同級生2人で訪れた同市法鏡寺の主婦宮田恵さん(77)は「鏝絵作りの体験を楽しみに来た」と話した。