王氏、ガザ「早期停戦を」 中国イラン外相が電話会談
【北京共同】中国の王毅外相は11日、イスラエルと敵対してパレスチナのイスラム組織ハマスを支援するイランのアブドラヒアン外相と電話会談し、パレスチナ情勢について「できるだけ早期の停戦と人道救援の確保」が必要だと強調した。中国外務省が明らかにした。 王氏は、イスラエルとパレスチナ国家の「2国家共存」で問題を解決するべきだと指摘。アブドラヒアン氏は「女性や子供の殺りくに反対する。パレスチナ自治区ガザで即時停戦すべきだ」として、中国がさらに緊張緩和に役割を発揮することに期待感を示した。 両外相は中国とイランの2国間関係についても議論し、協力を深化させていくことで一致した。
