「市民目線で現場主義を」始業式で竹上市長 三重・松阪市
三重県松阪市は6日午前10時から、本庁舎5階正庁で始業式を開き、職員ら約100人を前に竹上真人市長が、年末年始の休み中にもかかわらず業務に当たった職員らをねぎらい「9日間の休みの中でもいろんなセクションで職員がやりがいを持ち、創意工夫をしながら頑張ってくれる皆さんがいるから市役所が成り立っている。令和7年はラッキーセブン、幸運の1年に必ずなると信じて前を向いて頑張っていきましょう」などと述べた。 竹上市長は訓示の冒頭で、昨年1月の能登半島地震の復興がなかなか進んでいないことに触れ「改めて災害への備えが大事だという1年だった」と振り返った。 また、好調なふるさと納税の年末の駆け込み対応に当たった地域ブランド課や、インフルエンザの流行で年明けから対応に追われた健康センター・はるる、松阪市民病院などの職員らにねぎらいの言葉を掛け、「ただやらされているのではなく、市民やまちのことを思って創意工夫をしながら対応してくれていることが大きい」と述べた。 今年取り組むことについては、職員を対象に新たに始めた人材募集制度「パーパス」のプロジェクトチームなどへの参加の呼び掛けのほか、これまでと同じく市民目線に立った〝現場主義〟や不都合な情報も含めた素早い報告を求めた。