阪神・岡田監督は逆転負けに「信じられん。大変な負けやで」 岩崎は準備不足のままマウンドへ?
◇セ・リーグ 阪神5ー6ヤクルト(2024年6月30日 神宮) 阪神は最大4点差のリードを守れず痛恨の逆転負けを喫した。試合後、岡田監督は8回に窮地に陥った展開でのブルペン陣の準備不足を指摘。後味の悪い敗戦となってしまった。以下は試合後の一問一答。 ――結果的にフォアボールから。 「まあ、そらお前、準備の問題やろな」 ――整理してマウンドに上がれていなかった。 「いやいや、上がってるやろ。桐敷は」 ――漆原のところが準備不足。 「漆原なんか投げさすつもりなかったよ。ゲラと岩崎が(ブルペンで準備を)やってないんやから。投げさせられへんやんか。なんで、準備せえへんのやろうなぁ。見たらお前、今度島本やった。昨日2イニング投げてんのに。教育やなぁ、しかし。そこまで全部やらなあかんねんなぁ。しかし、なぁ」 ――岩崎も結果的に慌ててマウンドに上がる形になった。 「だって(準備を)やってないんやもん。だってそんなん、もう普通通りお前、なぁ、きっちり3人でいって、お前、桐敷、ゲラで最後行くって言うてお前、そんなうまいこといかん場合もあるわけやんか、それが準備やんか。ブルペンなんかおまえ。そんなんいつもいつもやったら、誰もいらんやんか、こっちから指示したらええだけやんか。何かあった時用の準備をせなあかんわけやろ?(島本が準備していると聞いて)ええ?昨日2イニング投げてるんやで。今日なんか投げさせる予定なんかないピッチャーやんか」 ――今日は打たれたピッチャーを責めることはできない。 「できんよそらおまえ。島本はあないしてピッチングせえって言われたんやろな。信じられんわ。そこまでやらなあかん?1人でおまえ」 ――投打がかみ合っていないが、もう少し修正すれば一気に勝てそうな空気がありそう。 「いや、そうやろ?今日でも。今日勝つために、何のために昨日最小限のピッチャーでやってるんよ、ブルペンを。そんなんわかるやろって思うけどな」 ――打線は中軸に当たりが出てきた。 「打線は出てきてるよ。昨日もビハインドやからああいう展開になっただけであって。やっとちょっと反発力がでてきたのに、お前。なんでそんな楽観的なことするんやろな。準備というか、なあ、備えへんのやろなあ。こんな、この風なんか何があるか分からへんのに当たり前やろ。初めてやわ、漆原、島本やったもんな。ええ、ゲラいくぞ言うたら、漆原しかやってませんて、ええって。そらお前、あそこで漆原も酷やで。俺は思うよ。なんでと思ったけど。そんなんきっちりお前、3人ずつでいくわけないやん。何が起きるか分かれへんねんからさあ。桐敷いって、4点差やから九回はゲラでとか、そんなん一番ええことは絵に描いてるけど、そんなん何があるか分からへんやん、ゲームなんかなあ。なんで準備せえへんのやろ」 ――相手の打順を見ても八回をしっかり抑えれば。 「そうやん、あっこ左、左でなあ。俺もサンタナからゲラいくつりやったけど、びっくりしたわ、漆原1人でやってたな。ええ? と思ったわ。一番悔い残るやろ、出し惜しみして負けるのが、いつも言ってるやろ。出し惜しみはあかんて。なんのために何人あいてるんよ。昨日2イニング投げたやつをなんでピッチングさすねんやろ、ほんま分からん。ひどいなしかし」 ――9回は勝負にいった結果。 「負けてんねんやで、1点負けてんねんやで。信じられんわ、おまえ。なんでもいけじゃないやろ、状況判断やんか、それは、当たり前やろ、こんな狭い球場で」 ――代打も残っている。 「びっくりしたわ、オレも最後。ええ? って思ったわ。先行で1点負けてて、なあ。二塁、三塁でええんちゃうの?左で今日2本タイムリー打ってるバッターで」 ――タラレバだが今日をとれていれば。 「いやそら全然ちゃうよ。今日の負けはめっちゃくちゃ大きいよ、はっきり言って。そんな簡単な1つの負けちゃうで、今日なんかは」 ――火曜からの広島戦の戦い方、入り方も変わってくる。 「いや戦い方もクソもお前、そらお前、こういうことをやってるとやっぱり終盤になって勝っててもそういうのがなるやないか。そんなん当たり前やんか、お前。継続してるんやからな、そんなお前、毎日試合っていうのはな。それをお前、きっちり当たり前のことをやってるからちゃんと継続しているのがええ方向にいくわけであって、お前。そんなもん、こっちで歯車を崩してしまうわけやからな。そんなお前、1つの負けですまんよ、これ、ほんまに。大変な負けやで、こんなん」