まさかの”大幅減俸”…減額制限以上ダウンの大物選手6人
成瀬善久
出身:栃木県 投打:左投左打 身長/体重:180cm/87kg 生年月日:1985年10月13日 ドラフト:2003年ドラフト6巡目 NPBでは3球団でプレーし、現在は選手兼投手総合コーチとしてルートインBCリーグ・栃木ゴールデンブレーブスに所属する成瀬善久。やはり成瀬といえば、千葉ロッテマリーンズ時代の活躍が印象的だった。 横浜高校からマリーンズに入団した成瀬は、高卒4年目の2007年に大ブレイク。16勝1敗・勝率.941・防御率1.82と驚異的な数字を残し、投手2冠(防御率・勝率)に輝くなど、手が付けられない1年となった。 その後も2009年から4年連続2桁勝利を記録し、2014年オフに国内FA権を行使して東京ヤクルトスワローズと3年契約を結んだ。 ところが、移籍後の成瀬は思うような活躍ができず、2017年オフの契約更改では、減額制限を超える大幅ダウン。「契約させてもらえた」という言葉に悲壮感が漂っていた。再起を図った2018年だったが、1軍登板すらなく、スワローズでは合計6勝に終わり退団となった。
清水直行
出身:京都府 投打:右投右打 身長/体重:180cm/85kg 生年月日:1975年11月24日 ドラフト:1999年ドラフト2位 千葉ロッテマリーンズと横浜ベイスターズでプレーした清水直行。7度の2桁勝利を記録し、NPB通算105勝を挙げた。 1999年ドラフト2位でマリーンズの一員となり、2002年から先発ローテーションの一角を担った清水。同年の防御率は4.56だったが、打線の援護にも恵まれ14勝を挙げた。さらに翌年は15勝・防御率3.13という好成績でチームに欠かせない存在となる。 その後はエース格として活躍したものの、2009年は6勝にとどまり、同年オフに横浜ベイスターズへトレード移籍。移籍初年度は10勝を挙げたが、防御率5.40と精彩を欠いた。 翌2011年は左膝痛の影響で2勝止まり。大減俸を受け入れ残留したが、2012年オフに戦力外通告を受けた。
ベースボールチャンネル編集部