将棋の藤井聡太八冠大ピンチ…師匠の杉本昌隆八段「叡王戦の次の対局次第では“2強時代”になるかも…」
(若狭キャスター) 移動が苦じゃなくて、むしろ藤井八冠にとってはポジティブな要素ということなんですね。杉本先生は今回の叡王戦をどう見ていたんでしょうか。 (大石アンカーマン) そうですね叡王戦第2局で、藤井さんが敗れて伊藤さん初勝利を収めました。これが大きかったと。あの一勝で心が楽になった、だからこの第3局も伸び伸びと将棋できたんじゃないかなと言っていました。で、次の対局次第では、2人の関係性に影響を与えるんではないかということなんです。藤井八冠が次負けると八冠から七冠になりますよね。2強時代の可能性も出てくるんではないかということなんです。 ただ、そう簡単にタイトルを奪わせるかということなんですけど、5月31日が第4局になります。間がかなり空くので、これは藤井さんにとっては立て直すのに少しプラス材料じゃないかなと思います。 (若狭キャスター) 叡王戦はちょっとあくんですが、結構スケジュール自体はタイトル戦、過密なんですよね。 (柳沢アナウンサー) はい。5月8日に名人戦が始まって、まずは東京からです。その次の週18日が大分での名人戦、さらにはその次の週26日に北海道の名人戦。相手は豊島将之九段(34)です。そして、その間があくと言っていた叡王戦は、5月31日ですね、こちら千葉県となります。 (若狭キャスター) ということで今後の藤井八冠の戦いに注目が集まりますよね。八冠ではなくなってしまうのか、次巻き返してやはり八冠のままなのか。次回は5月31日叡王戦第4局です。
CBCテレビ