木戸大聖、コンプレックスだった童顔を強みに 『おとうさんといっしょ』で自然体の笑顔に磨き
■魅力的な笑顔は両親譲り「パッと明るい2人なので」 写真集でさまざまな表情を見せている木戸だが、やはり笑顔がとても魅力的だ。両親譲りの笑顔か尋ねてみると、「そうだと思います。パッと明るい2人なので、両親からもらっているものだと思います」と照れ笑い。 そして、自身の顔について「父親と母親の顔を足して割った感じだと言われたことがあって、父親が男っぽいダンディな顔なんですけど、そこに母親のマイルドさを加えたら大聖になると。極端にどちらかに似ているのではなく、両方の要素があると思います」と語った。 木戸は2018年4月から3年間、こども番組『おとうさんといっしょ』(NHK BSプレミアム)にレギュラーとして出演。この番組で笑顔が磨かれた部分もあるという。 「子供に笑顔を振りまくというより、自然体で、素で笑ってしまうような番組だったので、自然な笑顔がそこで培われたというのは絶対あると思います」 さらに、「『おとうさんといっしょ』は一つ目の大きな作品だったので、学んだことはたくさんありました」と回顧。俳優業にも生きていると感じていることを尋ねると「人前に立つという度胸ですかね。カメラの前はもちろん、コンサートをしたり、ロケに行ったりして、人前に立つというのはそこで鍛えられたと思います」と答えた。
いまだに学生役も「相当下に見えるんだなと」
自身のビジュアル面の強みは「年相応ではない見た目」とのこと。以前は童顔にコンプレックスを抱き、「大人っぽく見られたい」という思いがあったものの、俳優として活動していく中で実年齢よりも年下の役を任されることが多く、武器として捉えられるようになったという。 「中学生役いけるんだということもあって、20代前半ぐらいから強みかなと思っていました。いまだに学生役を演じさせてもらいますし、相当下に見えるんだなと思います。年上の役を演じる際には演技力でカバーしていかないといけないと思いますが、嫌でも年は取るので、今は今でやれる役を楽しみたいです」 最後にファンに向けて「7年間の集大成がこの本にしっかり詰まっているので、人柄だったり、こういう表情するんだなというのを知っていただけたら。景色と相まってすごく美しい写真集になっているので、ぜひ見てもらいたいですし、ここからスタートする8年目からの芸能生活は、写真集の時よりもっともっと変わっていくと思いますので、楽しみに応援していただけたらと思います」とメッセージを送った。 ■木戸大聖 1996年12月10日生まれ、福岡県出身。2017年俳優デビュー。その後、2018年から3年間、NHK BSプレミアム『おとうさんといっしょ』にレギュラー出演。21年春に同番組を卒業後、ドラマや映画、舞台等で活躍。23年7月、映画『先生!口裂け女です!』で映画初主演。同年8月、『僕たちの校内放送』で連続ドラマ初主演。その他出演作にドラマ『ゆりあ先生の赤い糸』(23)、『9ボーダー』(24)、『海のはじまり』(24)、Netflix『First Love 初恋』(22)など。8月30日公開予定のアニメーション映画『きみの色』ではメインキャストの声優を務める。 ヘアメイク:速水昭仁 スタイリスト:田中トモコ(HIKORA) 衣装協力:パラブーツ青山
酒井青子