東京ラブストーリー制作 関西テレビの大多亮社長が会見「ヒット出すことが全て」
フジテレビ時代に「東京ラブストーリー」などのヒットドラマを手掛け、19日付で関西テレビ放送(大阪市北区)の社長に就任した大多亮(おおた・とおる)氏が19日、同局で記者会見に臨んだ。「カンテレは制作力があり、数字(視聴率)を取っている。やるべきことをやれば伸びしろしかない」と意気込みを語った。 大多氏は東京都出身。昭和56年にフジテレビに入社し、「君の瞳をタイホする!」「101回目のプロポーズ」といった数多くのヒットドラマをプロデュースした。平成24年に常務取締役、令和4年6月から専務取締役を務めていた。 大多社長は「視聴率とは、言い換えれば支持率でありヒット率」とも強調。「コンテンツ産業としてはヒットを出し続けることが全て。ヒットを生んでいる会社でなければ、その先の展開もない」と述べた。 放送外収入の拡大についても、「ヒットを生んでいる会社でなければ先方も来てくれない。新しいサービスと組んで、新たなヒットを生んでいきたい」と意欲を見せた。 テレビを巡って高まるコンプライアンス意識については、「僕らが作っていた時代とは全然違う。物作りが窮屈になったと聞いている」と述べたが、「(放送は)免許事業である以上、その時代のコンプライアンスに合ったヒット番組を作る腕前が求められる」とも語った。(藤井沙織)
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