「実家じまい」に「2000万」も?破産寸前に追い込まれることも…その実態とは?
「実家じまい」について話し合いましょう
「実家じまい」は家そのものだけの処分に限りません。家の中にある家財道具等も処分の対象です。家を処分する前に家財道具の処分が必要になります。つまり、家の中にある全てのものに処分費用がかかるのです。 実際に「実家じまい」をした人によると、家財道具の処分費用だけで、数百万円かかったというケースもあります。費用だけではなく、捨てるか捨てないかを考えるために多くの時間をとられることにもなります。 また、ここまで解説してきたように、費用は家の売却までに時間がかかればかかるほど増えることになり、「実家を十数年放置して、税金や管理費等、リフォーム代で2000万円近く使った」という話を聞いたこともあります。 「実家じまい」の話し合いは、親子間での話し合いにより、事前準備ができます。ぜひ、長期休みを利用して、親子で話し合ってみてはいかがでしょうか。 執筆者:秋口千佳 CFP@・1級ファイナンシャル・プランニング技能士・証券外務員2種・相続診断士
ファイナンシャルフィールド編集部