なぜか仙台育英出身選手に続く“移籍ラッシュ”!松原聖弥の電撃トレードで、昨シーズンからじつに5人目!
6月24日、巨人と西武の間で交換トレードが成立した。巨人・松原 聖弥(仙台育英出身)と西武・若林 楽人(駒大苫小牧出身)の外野手同士の1対1のトレードだ。貧打にあえぐ西武と、右打ち外野手が手薄の巨人の思惑が一致したと言われている。 【関連動画】『おかわり.Jr・中村勇斗に141キロ右腕・金指英龍!世田谷西シニアは今年も逸材の宝庫』 巨人から西武へと移籍した松原は入団会見後即一軍昇格し、26日の日本ハム戦で即スタメン起用。6打数0安打に終わったが、最終打席では左中間への素晴らしい当たり。相手のレフト・五十幡 亮汰外野手(佐野日大出身)のファインプレーに惜しくも阻まれたが、実力の一端を見せた。 松原は育成ドラフトでの入団だったが、支配下登録を勝ち取り、2020年には86試合、2021年には135試合に出場。その後伸び悩んでいたが、西武からの強い獲得希望があっての移籍。再ブレイクするチャンスは十分にありそうだ。 そんな松原の母校である仙台育英高出身者は、経緯は様々だが近年移籍するケースが多い。 上林 誠知はソフトバンクから中日へ移籍。現時点で昨シーズンの17安打を超える18安打を放っており、2年ぶりとなる本塁打も記録した。 馬場 皐輔は現役ドラフトで今シーズンから巨人へと加わった。まだ一軍では1試合のみの登板にとどまっているものの、二軍では20試合の登板で防御率2.70と好成績。20回を投げ23奪三振と奪三振能力の高さも健在。今後、一軍に呼ばれる可能性はありそうだ。 西巻 賢二も昨シーズンDeNAへと加わった。まだ結果を残すには至っていないものの、内野全ポジションに加えて外野も守れるユーティリティー性は大きな武器。まずは二軍で結果を残すことが求められる。 新天地で大きく開花したのが郡司 裕也だ。郡司は昨シーズン途中に中日から日本ハムへとトレードで移籍。昨シーズンはプロ初ホームランを放つなど結果を出した。今シーズンはすでに試合数、安打数、本塁打数など多くの項目で昨シーズンの成績を大きく上回っている。今シーズンがキャリアハイの成績となることは確実だ。 松原も郡司同様にトレードで移籍した新天地で大きく羽ばたくことに期待したい。 ※数字は2024年6月24日時点