”黄色いミカンは商品にならない”猛暑で日焼け 皮むいたらスカスカ 収穫量は4割に「食べてもらえないのがつらい」
日照りによる「日焼け」に台風による「裂果」で、中島さんのミカン畑では、今年の収穫量が例年と比べて4割から5割減っているということです。 息子の康裕さんは、こう嘆きます。 中島康裕さん「ここ2~3年はきついですね。この日焼けが多い分が、減収。量がとれないってなるとその分食べてもらえない。というのが一番大きいですかね。待ってくれてる人がいるのにその人たちに届けられない」 ■「ほんとに甘い」少雨で味は悪くない ただ、ミカンの味は悪くないといいます。 RKB 堺恭佑記者「いただきます。うん、甘い。みずみずしいですね。おいしい」 中島康裕さん「雨が少なかったから糖度の高いミカンができたっていうこともあります。そこはよかったところですが、日焼け、裂果が量を減らす要因にもなっています」 JAふくおか八女によりますと極早生ミカンは、例年より4割ほど収穫量が減る見込みだということです。 10月に入りようやく秋らしくなりましたが、今年の記録的な暑さはこれから旬を迎える味覚にも影響を与えています。
RKB毎日放送