グラウジーズ272日ぶり勝つ B2開幕戦 神戸に86-85
●ホーム富山市総合体育館、4216人逆転に歓喜 バスケットボール男子Bリーグで今季から2部(B2)で戦う富山グラウジーズは5日、富山市総合体育館で神戸ストークスを86―85で破り、4季ぶりの開幕白星スタートを切った。リーグ戦では1月7日以来、272日ぶりの勝利をホームで飾り、観客4216人が歓喜に包まれた。 【写真】第2クオーター、ドリブルで切り込む宇都 富山は就任1年目のダビー・ゴメスヘッドコーチ(HC)の下、強度の高い守備と速いテンポのバスケットを掲げて挑んだ。3点ビハインドで試合を折り返し、第4クオーター残り40秒でアーロン・ホワイトがフリースロー2本を決めて逆転。最後はユージーン・フェルプスの強烈なブロックショットで逃げ切った。 ゴメスHCは「9カ月ぶりに勝ててうれしい。選手にはブースター(ファン)のために勝たないといけないと言っていたので良かった」と熱い応援に感謝した。 B2は14チームで争われる。東西2地区に分かれ、富山は東地区で60試合を戦う。8クラブによるプレーオフで、ファイナルに進出した2クラブがB1に昇格する。