つばきファクトリー・新沼希空、卒業公演で涙「〝私がオバさんになっても〟皆さんの心に居続けられますように!」
ハロー!プロジェクトの女性12人組、つばきファクトリーのリーダー、新沼希空(きそら、24)が10日、東京・日本武道館で行われた春ツアーの最終公演でグループおよびハロプロを卒業。約11年の芸能活動に終止符を打った。 温かい〝希空コール〟で迎えられたアンコール。メンバーカラーと名前にちなんだライトブルーのドレス姿でステージに立った新沼は、感謝の手紙を朗読。「自信が持てなかった私を、たくさんの愛で支えてくださりありがとうございました」と、涙で声を詰まらせながら仲間とファンに思いを伝えた。 2013年にハロプロ研修生に加入し、15年のグループ結成からつばきをけん引。「ずっとグループの目標にしてきたこと。それは〝アイドル界の主役になる!〟ということです」と振り返り、「今日はかなえられたんじゃないのかなぁと思います」とほほ笑んだ。 最後のライブはつばきの歴史をたどるセットリストを選曲。山岸理子(25)らOGメンバー4人も駆け付け、16人でメジャーデビュー曲「初恋サンライズ」「青春エクサバイト」を披露。8月28日発売の新曲「ベイビースパイダー」を初パフォーマンスするなど、メドレーを含む全32曲で約6800人を魅了した。 卒業をもって芸能界を引退し、新たな一歩を踏み出す。森高千里(55)の「私がオバさんになっても」を卒業ソングとして熱唱した新沼は、「私の名前は希望の空と書いて『希空』。希望しかないです! 今まで通り自分らしさを忘れず気高く咲き誇ります!」と約束。「〝私がオバさんになっても〟皆さんの心に居続けられますように!」と願った。