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秋の味覚である庄内柿などの旬の果物や野菜が並んでいる＝酒田市山居町1丁目

国指定史跡の山居倉庫に隣接し、観光客などでにぎわう「みどりの里　山居館」

（写真：山形新聞社）

　「みどりの里　山居館」は国指定史跡で酒田市の観光名所でもある山居倉庫に隣接しており、地元の人に加え、観光客でもにぎわっている。旬の果物や野菜、加工品などが並び、この時期は庄内地域の秋の味覚・庄内柿を買い求めることができる。 　種がなく、甘くて果汁の多い庄内柿は、10月下旬まではわせ品種「刀根早生（とねわせ）」、10月下旬から11月中旬には主力品種「平核無（ひらたねなし）」が出荷される。売り場には旬のラ・フランスや、観光しながら食べ歩きしやすいよう房から実を外したシャインマスカットなどもずらり。庄内米やコメを使ったお菓子も人気だという。 　2004年4月にオープンし、現在はＪＡ庄内みどり（同市）が管理、運営を担っている。78人の農家と37の団体が農産物や加工品などを出荷している。4、5月の庄内砂丘で取れたイチゴや、その加工品のジャムもお薦めだという。佐藤弘毅店長は「酒田に観光しに来た際は立ち寄って、酒田の農産物を堪能してほしい」と語った。

　年始を除き無休で、営業時間は午前9時～午後5時。酒田市山居町1の3の1。0234（26）6732。