二所ノ関親方が語る角界の投資事情「モンゴル人力士は投資が得意。僕も現役の時にちゃんとやっておけばよかった」
大相撲の二所ノ関親方(第72代横綱稀勢の里)が2月20日、都内で行われた「新しいNISA×未来プロデュース~お金のこと、投資のこと、将来のこと~」に出演し、自らと角界の投資事情について語った。 このイベントは今年1月からNISAの制度が大きく変わることに伴い、金融庁と吉本興業がタッグを組んで新しいNISAの普及促進を目的として行っているイベント。昨年12月に「HOP編」、今年1月に「STEP編」を開催し、今回は集大成ともいえる「JUMP編」。これまでに学んだ知識を生かした実践的なテーマの内容が展開された。 二所ノ関親方はこれから新たにNISAを学ぼうとしているゲストとして登場。「現役時代は入った分、バンバン使っていたんですが、引退してからお金の大事さに気づいた」という親方。現在は「妻が若いころからやっていて、見せてもらったら“すごいな”と思って。それで僕もやってみようかなと思ったのがきっかけ」と投資は始めてはいるものの「全部、妻に任せっきりなんですが“気が付くと”という感じがいいですね」という状況。
また「僕は現役のころは資産を運用するということはあまりなかったんですが、モンゴル人力士はそういうことがすごい得意。モンゴル巡業に行った時に、“これ朝青龍のビル”“これ白鵬のビル”“これ朝赤龍のビル”というように地元で投資していた。そこはモンゴル巡業に行って勉強になった。引退してから部屋を経営しているので、僕も現役の時にちゃんとやっておけばよかったと思いながらやってます」などと角界の投資事情を明かした。 イベント後の取材では「こういうイベントに呼ばれるのは引退してから初めて。新鮮でしたし勉強になった。後輩たちにも伝えていければ」などと語った。