韓国ドラマ「ファントム」をBS松竹東急にて放送決定 ソ・ジソブが一人二役でサイバー犯罪に挑む
BS松竹東急(全国無料放送・BS260ch)では、1月26日(金)朝10時より韓国ドラマ「ファントム」(毎週月~金曜、全27話)の放送をスタート。本作はネット社会の闇に切り込むサイバー・サスペンスで、人気俳優ソ・ジソブが一人二役に挑戦し、両極とも思えるキャラクターを見事に演じ分けたことでも話題となった。 【写真】クールな表情がたまらない…抜群の演技力でさまざまな役柄をこなすソ・ジソブ ■警察庁サイバー捜査隊がネット社会にはびこるサイバー犯罪に挑む 警察庁サイバー捜査隊のチーム長キム・ウヒョン(ソ・ジソブ)と女性刑事ユ・ガンミ(イ・ヨニ)が、国際的ハッカー・ハデス(チェ・ダニエル)の行方に迫りながら、サイバー犯罪に挑んでいく本作。韓国ドラマでは初めてサイバー犯罪を扱った作品として、2012年の放送当時に注目を集めた。 本作の脚本を手掛けたのは、メディカルサスペンスドラマ「サイン」の脚本を務めたキム・ウニだ。ウニは、ジソブのキャスティングが決まった際、「あまりにも嬉しくて『やった!』と叫んだ」とインタビューで語っている。 そんなウニからの熱烈な反応に、ジソブは「僕にはもったいない言葉だ」と謙虚な姿勢を見せつつ、「台本を読んでとてもユニークな作品だと思った。ユニークで斬新な素材であるうえに台本も興味深かったため、選択せざるを得なかった」と、当時作品への思いを明かしていた。 ■正反対のキャラクターを見事に演じ分けたジソブの表現力に注目 ジソブが演じるのは、警察庁サイバー捜査隊のチーム長キム・ウヒョンと、大胆不敵な天才ハッカーの2役だ。まるで両極にあるようなキャラクターそれぞれの魅力を見事に表現し、2012年のSBS演技大賞ではスペシャルドラマ部門・最優秀演技賞と10大スター賞を受賞している。 そんなジソプの味方となるサイバー捜査隊の女性刑事ユ・ガンミを、「エデンの東」「九家の書」「華政」などに出演し、幅広い演技が評価されているイ・ヨニが演じる。当時ヨニは、“今までの清純なイメージを脱却して、演技の幅を広げよう”という意気込みを持ってこの作品に臨んだそうだ。 また、事故前の国際的な天才ハッカー・ハデスをチェ・ダニエルが、事件の鍵を握る証券会社代表チョ・ヒョンミンをオム・ギジュンが、チーム最年少の新人刑事イ・テギュンをジオ(MBLAQ)が演じるなど、演技派のベテランから人気の若手まで、勢ぞろいの俳優陣が物語を盛り上げる。 ■キム・ウニ「夢を失ってしまった1人の人間がその夢をもう一度探し求めていく物語」 ネット社会の中に潜む人間の秘密を暴き出すために奔走するサイバー捜査隊が描かれた本作だが、脚本を担当したウニは作品について、「警察庁サイバー捜査隊を舞台に、モニターの後に潜む犯人たちとの対決を展開するのは“表の姿”であり、中身は“夢を失ってしまった1人の人間がその夢をもう一度探し求めていく物語”」だと語っている。 視聴者からは、「展開が上手くて何度も騙された」「まだ日本にサイバーテロとかサイバー犯罪という言葉がそこまで浸透していない頃の作品なので、さすがIT天国韓国だなぁって思った印象」「恋愛色はうすいけど、面白かった」などのコメントが寄せられていた。 1月26日(金)放送の第1話では、警察庁サイバー捜査隊のキム・ウヒョンとユ・ガンミが、人気スターシン・ヒョジョンの飛び降り事件に遭遇する。事件の直前にSNSで遺書が残されていたため、警察では自殺と判断。しかしウヒョンはハデスがハッキングしたIPアドレスがシンの自宅のものだと知り、事件との関連を疑う――。