絶滅危惧種は映える青色 名護市のネオパークにコンゴウインコ6羽が仲間入り 体長は最大1メートル、最年長は38歳
沖縄県名護市のネオパークオキナワで3日、新たに受け入れたコンゴウインコ4種6羽のお披露目式があった。絶滅危惧種に指定されているスミレコンゴウインコも含まれる。色鮮やかな羽や、つがい同士の仲むつまじい様子を楽しめる。 【写真】けがをして自宅の駐車場にうずくまる鳥 八つの色を持つ「幻の鳥」だった コンゴウインコはブラジルやメキシコなど、主に南米に生息。果実や種子などを食べる。 今回、ネオパークオキナワは種の普及啓発や保存を目的に、千葉市動物公園からベニコンゴウインコ2羽、アカコンゴウインコ2羽、ルリコンゴウインコ1羽、スミレコンゴウインコ1羽を迎え入れた。 年齢は17~38歳。体長は大きい種で1メートルになる。環境汚染や乱獲により、生息数は減少しているという。 ネオパークオキナワ動物管理部の仲辻知奈美さん(23)は「飼育している動物園も少ない。新しい仲間たちをぜひ見に来てほしい」と呼びかけた。(北部報道部・玉城日向子)