タイから麻薬成分を含むグミ状の固形物を密輸しようとしたとして、自営業の男が1月8日までに逮捕、起訴されました。 　麻薬及び向精神薬取締法違反などの疑いで逮捕、起訴されたのは、東京都世田谷区の自営業、杉本隆被告（56）です。 　成田税関支署などによりますと、杉本被告は12月19日、観光で訪れていたタイから成田空港に帰国した際、麻薬であるTHC類を含むグミ状の固形物を密輸しようとした疑いが持たれています。 　タイから薬物の密輸が多いことから、税関が杉本被告のスーツケースを検査したところ、1袋10個入りのグミ状の固形物が、36袋見つかったということです。 　調べに対し、杉本被告は「大麻を吸える店で店員から、『日本人が喜ぶお土産』と言われ買ってきた」、「自分で使ったり、ほしい人がいればあげたりしようと思った」などと話しているということです。