足元暖かく城下町をめぐる「堀川遊覧船」に今シーズンも「こたつ船」(島根・松江市)
山陰中央テレビ
先週末の冬らしい天気から一転、12月2日の日中はコートいらずの暖かさでした。 それでも朝はこの時期らしい寒さとなる中、松江の冬の風物詩・堀川遊覧船のこたつ船の運航が始まりました。 2日7時すぎ。 松江市の堀川遊覧船のりばで、船頭が豆炭に火を入れます。 12月1日から冬の時期恒例の「こたつ船」の運航が始まりました。 2024年は秋に入っても暖かい日が続いた影響で、例年よりも20日ほど遅い運航開始です。 それでも2日早朝は、松江市で最低気温6.1℃など、各地でこの時期らしい冷え込みとなりました。 午前9時の営業開始とともに多くの観光客が船に乗り込み、こたつを堪能していました。 埼玉からの観光客: 「噂には聞いていたんですけど、冬でも乗れていいですよね」 「船頭さんのお話を聞きながら、おこたに入っては良いですね。わくわくします。今からスタートなので」 朝の冷え込みの一方…。 村上遥アナウンサー: 「午前11時過ぎの松江市です。けさはこの時期らしい冷え込みとなりましたが、現在は日差しも出ていて風も無く穏やかな天気となっています」 日中は気温がぐんぐん上がり、益田で20.1℃、松江で17.8℃、鳥取で18.8℃と11月上旬並みの気温となりました。 ただ、4日から再び冬型の気圧配置となり、特に7日ごろから一段と強い寒気が流れ込む見込みです。 堀川遊覧船はこたつ船の営業開始時期が遅れた分、これからの冷え込みに期待しています。 堀川遊覧船・野津伸吾さん: 「外での遊覧で寒いイメージを持たれていると思いますが、このこたつで温まって頂きながら、冬の松江の景色を楽しんで頂きたい」 温まりながら松江の城下町の風情を楽しめるこたつ船は、2025年3月末まで運航します。
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