島根原発2号機でトラブル 約1時間に渡り水位計監視不能に 安全上問題なく再稼働スケジュールに影響なし
山陰中央テレビ
中国電力は、再稼働した島根原発2号機で重大事故などの発生時に使用する原子炉水位計が12月12日、約1時間にわたって監視不能な状態になったと発表しました。放射能漏れなど安全上の問題はないとしています。 中国電力によりますと、島根原発2号機で12日午前11時21分、重大事故などの発生時に使用する原子炉水位計が監視不能な状態である事を確認。その後、水位計は午後0時20分に正常な状態に戻ったという事です。中国電力は調査の結果、水位計の異常ではなく、水位計の特性を十分把握していなかったため監視不能と判断してしまったと説明しています。従って、外部への放射能漏れなど安全上の問題はなく、再稼働における今後のスケジュールにも影響はないとしています。 中国電力のこの発表を受け、立地自治体の島根県と松江市は、現地での立ち入り調査を決め12日午後、職員を島根原発に派遣しました。また、鳥取県も同様に米子・境港両市とともに立ち入り調査を実施しました。
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