第23回「わかやま環境賞」表彰式・廃棄の傘からAEDシート作った高校生が大賞に
第23回「わかやま環境賞」の表彰式が「環境の日・世界環境デー」の6月5日、和歌山県庁で開かれました。 わかやま環境賞とは、環境保全に関して模範となるような活動をした個人や団体を表彰するため、2002年度に創設されたものです。 受賞者の活動事例を紹介し、和歌山県民の環境保全に関する行動の促進と、意識の高揚を図ることを目的にしています。 わかやま環境大賞には、上富田町の和歌山県立熊野高等学校KUMANOサポーターズリーダー」が選ばれ、JR紀伊田辺駅で廃棄された傘を活用して、AED使用時に女性のプライバシーの保護を目的としたAEDシートの開発と普及活動を行いました。 このほか、紙パックなどのリサイクル紙を原料にした糸を開発し、リサイクル率の向上に貢献した和歌山市の島精機製作所や、SDGs活動の一環として動物の飼育体験や地域の清掃に取り組み、成果を学校の内外に発信した和歌山大学教育学部附属小学校3年B組の児童など、あわせて5つの学校や企業が受賞しました。