負担の少ない投げ方は 投球障害を防ぐ教室に多くの小学生
ABS秋田放送
野球でボールを投げる際肘や肩に痛みが出る「投球障害」を予防しようと、秋田大学が講習会を開きました。参加した小学生たちがけがをしにくい投球動作を学びました。 潟上市で開かれた投球障害予防教室には、市内のスポーツ少年団のおよそ50人が参加しました。 カメラで投球フォームを撮影し、野球経験がある理学療法士が、負担の少ない投げ方のポイントを伝えます。 特にピッチャーなどは同じ動作を繰り返すため小学生の場合、およそ5割が、肩や肘の痛みを訴えるという統計があります。投げ過ぎや正しくないフォームが主な原因で、柔軟さが足りなくても関節に負担がかかるそうです。 この教室は、秋田大学大学院の理学療法士や医師など20人が中心となって開きました。超音波検査機なども使ってじん帯の様子を確認しながら体のケアの大切さを伝えました。 秋田大学は野球のシーズンオフに合わせて2月までにあと5つの市で教室を開きます。