応援団に米作り…小中学生が人権の取り組みを発表 丸亀市議会の議場で「こども議会」 香川
KSB瀬戸内海放送
香川県丸亀市の小中学生が議員を務める「子ども議会」が開かれ、子どもたちが自らの権利について学校で取り組んでいることを発表しました。 【写真】発表の様子
(岡田小学校/真鍋莉心さん) 「私たち子どもの人権には教育を受ける権利や幸せに生活する権利があります」 丸亀市議会の議場に集まったのは、市内の16の小学校と6の中学校の代表です。丸亀市では「子どもたちが健やかに育つまち」を実現するため2020年に「丸亀市こども条例」を制定し、「自分や他者への思いやりを育む」ことなどに取り組んでいます。 子ども議会では、こども条例に沿って学校で取り組んでいることについて発表しました。 丸亀市立南中学校では「応援団」をつくり、お互いを励ましあっています。 (丸亀市立南中学校/井筒美月さん) 「校内では南中応援団として総体やコンクール、3年生の受験を応援をします」 城坤小学校では地域の人たちと米作りをしています。 (城坤小学校/シンジロウ ファウジさん) 「登下校中にもあいさつや言葉を掛けてくれている地域の方々を大切にしようと思うようになりました」 丸亀市では子どもが社会の一員として成長できる環境を引き続き整備したいとしています。
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