負傷に苦しみ欠場が続く...世界17位ジャバー 全米OPも棄権「とても厳しい年」<女子テニス>
全米オープン
女子テニスで世界ランク17位のO・ジャバー(チュニジア)は日本時間23日(現地22日)にSNSを更新し、26日に本戦が開幕する全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)を棄権することを発表した。 【大坂 なおみ、内島 萌夏、シフィオンテクら 全米OP組合せ】 29歳のジャバーはこれまでシングルスタイトル5つを獲得し、キャリアハイは2022年6月に記録した世界ランク2位となっている。しかし同時にけがにも悩まされるキャリアを送っており、今シーズンも肩やひざの負傷で大会の欠場が多くなっており、2024年開始時は6位だった世界ランクも17位となりトップ10から陥落した状態だ。 直近ではムバダラ・シティ・DCオープン(アメリカ/ワシントン、ハード、WTA500)は初戦を前に肩の負傷により棄権。その翌週のナショナル・バンク・オープン(カナダ/トロント、ハード、WTA1000)には出場するも大坂なおみに3-6, 1-6のストレート負けを喫した。 その後、前週のシンシナティ・オープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、WTA1000)も棄権したジャバーは今回、全米オープンの出場も見送ることとなりSNSで次のようにつづった。 「全米オープンまでに肩が回復しないことをお知らせするのは本当に悲しいです。100パーセントの力を出さなければならないと感じていますが、今日はまだそれができません。人生には浮き沈みがありますが、とてもネガティブな瞬間に、ポジティブなものを見つける必要があります。今年は私にとってとても厳しい年ですが、どこかに光があることを知っています」 「私は自分の人生、家族、スポンサー、そしていつも私を支えてくれたファンに感謝しているので、いつものように笑顔を絶やしません。皆さんからのサポートにいつも感謝しています。この投稿を読んで、私の回復を願っている方には心から感謝し、大切にしたいです。そして、私の選択やチームに疑問を抱いているなら、どうか心の中に少しの優しさを見つけてください。なぜなら、あなたは私がこの何年もの間、何を経験してきたか知らないからです。体力が回復したら、もっと強くなって戻ってくると約束します」
tennis365.net